はい、行ってまいりました。よかったです。
アトリエfilさんの立体刺しゅうの学習会、日本手芸普及協会主宰で、前評判がよく、東京と大阪で各1日ずつ開催されることになっておりましたが、申し込みが殺到して、急遽日にちを1日ずつ増やして行われることになりました。
今春、表参道で個展を開かれたアトリエfilさん、素晴らしい立体刺しゅうの数々に魅了されました。
いつかこの先生に教えていただきたいとは、思っておりましたが、チャンスは、思いがけなくやってまいりました。
作ったのは下の作品です。
先生、うますぎて、自分もこのようにできるのではと大きな錯覚しそうでした(笑)(ヾノ・∀・`)
17世紀に流行して、あっという間に衰退してしまったレイズドワーク、その後スタンプワークという名前で受け継がれてきました。スタンプとは木くずという意味だそうです。
イギリスの王女さま方のレイズドワーク刺しゅう、今度こそ廃れないように、長く続くようにという願いを込めて、本当のお花を分解してみたりして試行錯誤を繰り返して作ってこられたそうです。
誠実であたたかなお人柄のアトリエfilさん、今はお二人でのお仕事ですが、以前は三人でお仕事されていたこともあったそうです。その方、体調崩されたのかしら思いましたら、今は別の方面でご活躍されていらっしゃるそうで、安心しました。
お席が前の方だったこともあり、雑談をしながら、沢山お話をうかがうことができました。細かいところまで丁寧に説明してくださり、たいへん勉強になりました。
コツのコツというのも、ご自分が何度も失敗し、繰り返してやってみないとわからないところだったりします。研究熱心なお二人なんでしょうね。
また、サービス精神旺盛で、沢山のお見本を持ってきてくださって写真撮りもOKでした。そのキット販売もしてあり、一つ一つに丁寧な解説書もついています。
午前10時からお昼をはさんで午後4時まででした。長かったのですが、あっという間に過ぎた充実の一日でした。
本日の作品は部分的に解説していただき実際にやってみて、家で完成させるようになります。なんとか頑張って完成させようと思います。飾るのも楽しみです。
先生方、普及協会の皆様、御一緒させていただいた皆様、お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。